新・暮らしの経済手帖 ~時評編~

わたしたちの暮らしを大切にするための経済解説サイトを目指して開設しました。こちらは時評編で基礎知識編もあります。

狂人プーチンによる全世界を巻き込んだ史上最悪の自爆テロ

ほんとうはもっと早くこのブログでも取り上げるべきだったのですが、今回はロシアのプーチン大統領がはじめたウクライナに対する侵略戦争についてです。ロシア軍はウクライナの首都キーフをはじめとする都市にミサイルで無差別攻撃を行い、ウクライナ兵士だ…

雇用悪化・緊縮財政で国民生活を痛めつけかねない宏池会・岸田政権の危険性

自民党岸田文雄政権が昨年10月に発足してから3か月以上経過しました。この政権は当初より経済政策の方向性に不透明感があり、筆者は岸田氏が自民党総裁に選出されてからモヤモヤした感覚を常に抱き続けています。とはいえどまだ自民党総裁選挙中はまだアベノ…

運命のわかれ道の年となる2022年

皆さま、新年あけましておめでとうございます。ここしばらくブログ更新が滞りがちになっていますが、今年も「暮らしの経済手帖」をよろしくお願いいたします。 今年一年について占う漢字一文字として筆者は「岐」を選びました。その理由は政治家や中央銀行、…

岸田文雄政権発足と今後の経済政策の行方

先月9月29日に行われた自民党総裁選挙で岸田文雄候補が新総裁に選出され、10月4日の臨時国会にて第100代内閣総理大臣に任命されました。宏池会の議員が政権を握るのは30年ぶりのことです。 宏池会は1957年に池田隼人が旗揚げした自民党内の派閥で、大平正芳…

菅総理退任と自民党新総裁選挙

今月9月3日、菅義偉総理は月末で任期が終わる自民党総裁選挙に出馬しない意向を示しました。この方は新型コロナワクチンの調達をはじめ、クワッド(日米豪印戦略同盟)強化など防衛や外交戦略の他、経済対策などでも地道に仕事をこなされてきましたが、国民…

国民不在の抗争を繰り広げる自民党内派閥と霞が関官僚、小池百合子

7月から8月となり夏真っ盛りとなります。このブログを数ヶ月近く放置していたのですが、この間に政界では数多くのゴタゴタが発生しました。今年に入ってから今に至るまで半年以上も新型コロナウィルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が敷かれている状況…

暮らしの経済手帖 4周年

ここしばらく更新をサボっておりましたが、今日7月1日はこのブログサイトの前身である「暮らしの経済手帖」の開設記念日です。4周年目になります。 プロモーショナルキャラクター友坂えるも今日が誕生日という設定です。キズナアイちゃんより一日遅れです。…

三度目の緊急事態宣言発令

前回「日本経済再起動に向けて ~護りから攻めのフェーズへ~ - 新・暮らしの経済手帖 ~時評編~ (hatenablog.com)」 という記事を書き、経済復興に向けた対策への転換について述べましたが、今日4月25日より東京、大阪、兵庫、京都の4都府県において三…

日本経済再起動に向けて ~護りから攻めのフェーズへ~

一ヶ月ぶりのブログ更新です。 今年令和3年4月13日に菅総理は経済財政諮問会議を開催し、人材への投資(ヒューマン・ニューディール)、デジタル化の加速について話し合いました。 令和3年4月13日 経済財政諮問会議 | 令和3年 | 総理の一日 | ニュース | 首…

定額給付金よりも給付付き税額控除制度導入を目指した方がよいのでは

前回「個人向けの給付金ではなく事業者向けが多い日本のコロナ経済対策 - 新・暮らしの経済手帖 ~時評編~ (hatenablog.com)」という記事を書きました。 metamorphoseofcapitalism.hatenablog.com アメリカでは3回目の定額給付金支給が実施されていますが、…

個人向けの給付金ではなく事業者向けが多い日本のコロナ経済対策

ここ最近個人向けの定額給付金の再支給を求める声が高まっています。これまで菅政権は一貫して定額給付金や持続化給付金の再支給を行わない考えを示してきました。いつも自分が視ている高橋洋一chでも「日本の経済対策は十分?給付金もう一回はないんですか…

緊急事態宣言再延長がもたらすサプライサイドの壊死の進行

今年1月から新型コロナ感染数増加によって政府から再発令された緊急事態宣言ですが、先月1ヶ月間今日3月7日まで延長されることになっていました。 もうすぐそれが解除され、休業や営業時間の短縮などで営業活動を自粛し続けてきた事業者が、その再開に向…

そもそもバブルって何?

最近経済評論家やマスコミとかがやっている「いまの株高はバブルだー」という奇妙な煽りについての批判の第3回目です。今回は「バブル」って何?ということの定義をはっきりさせておきましょう。あいまいなイメージだけで「バブルだー」とか「実体経済から乖…

いま金融緩和政策をやめるのは愚策

今月2021年2月中旬に日経平均の株価が1990年8月以来、30年6カ月ぶりに3万円台まで上昇したため「バブルが発生した」と言い出す人たちが出てきました。前回の記事で村上尚己さんの動画や記事で使われていた日米の株価のグラフを引用させていただきながら、バ…

いまはバブルなの?

「サプライサイドの壊死」をテーマに何本も記事を書き続けていて、まだその途中ですが、気になった記事とか発言をいくつか目にしたので注意書きを記すことにしました。それはここ最近の株価上昇の動きをみて「バブルだ」と騒ぐ人たちが多いことです。 今月20…

サプライサイドを破壊する社会主義と悪性インフレ

コロナ感染拡大と”サプライサイドの壊死”についての話を書き続けていますが、今回で3回目です。 国家財政破綻より恐れるべき危機 サプライサイドの壊死 その1 | 新・暮らしの経済手帖 ~経済基礎知識編~ (ameblo.jp) 「サプライサイドの壊死」こそ本当の将…

「サプライサイドの壊死」こそ本当の将来世代へのツケ その2

今回の記事ですが2020年6月30日に公開した記事「「国の借金」について考えてみる その4 「将来世代ヘのツケ」って何? | 新・暮らしの経済手帖 ~経済基礎知識編~ (ameblo.jp)」と主旨が同じものです。この記事で紹介した野口旭専修大学教授が日銀審議委員…

国家財政破綻より恐れるべき危機 サプライサイドの壊死 その1

今年2021年1月より新型コロナウィルスの感染者数が再び増加し、患者を受け入れる医療機関が逼迫しているために緊急事態宣言が再発令されましたが、その期限が切れる2月7日以降も一か月ほど延長されることになりました。これについてはやむをえないこ…

漏給が起きにくい所得保障制度を考えていくべきではないか

基礎知識編ブログの方でここ最近盛んになってきた臨時定額給付金の再支給を求める動きについて一筆記しました。 ameblo.jp 定額給付金の再支給はこちらもやってほしいですし、その財源も確保できますが、これよりも優先すべきなのが、医療機関への支援と緊急…

コロナ感染拡大がひどくないはずの日本でなぜ医療崩壊の危機が叫ばれているのか

コロナ感染拡大による2回目の緊急事態宣言発令から10日以上経ちました。息詰まるような状況が続きますが、今回は日本の医療体制がそれに対処しきれなくなる寸前の事態になぜ陥ったのかということについてです。 この話をする前にもう一度コロナ感染拡大防…

緊急事態宣言再発令と経済的影響について

2021年1月7日、政府は新型コロナウィルスの感染拡大の深刻化をうけて、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県を対象とした緊急事態宣言の発令に踏み切りました。期間は1月8日から2月7日までの一か月間を見込んでいます。今回の緊急事態宣言再発令は4月のときと異…

コロナ危機後の経済政策を考える

上のお姉さんは相変わらずノースリーブドレスのままですが、11月下旬となり冷え込みが増してきています。もう冬です。 寒さが増すと同時に気になるのはコロナウィルスの感染再拡大です。アメリカ・ヨーロッパでは既に感染拡大の第3波が訪れており、日本にお…

コロナ禍から非正規雇用者を守るセーフティネット整備を

前回記事と同じような内容になりますが、コロナ不況の深刻化がかなり目立ってきています。このままですと年末から年明け以降に企業倒産や廃業、そして失業が大量発生する危険性が高まってきました。来年春卒業の大学生の就職内定率が7割を切ってしまっており…

雇用悪化とデフレ不況再発を阻止せよ~集中的政策と面的な政策を同時にすべき~

非常に気が滅入るようなツイッター発言が目に留まりました。kikumakoさんこと菊池誠さんがされたツイートです。 https://twitter.com/kikumaco/status/1326338705557135361 内容を引用します。 5万円の追加給付金は「財務省の強い抵抗で最終的に見送りの方向…

生産性に関する勘違い

先日10月15日に政府が設置する成長戦略会議のメンバーに元金融アナリストで文化財の修復などを行う小西美術工藝社社長のデービッド・アトキンソン氏が起用されることになりました。IT関連企業会長の金丸恭文氏や、国際政治学者の三浦瑠麗氏の他に慶應義塾大…

給付金の追加だけではない経世済民政策研究会の提言

前回の記事にも少し関わりますが、先日令和2年10月14日に菅義偉総理大臣も交えて自民党有志議員による経世済民政策研究会の勉強会が行われました。この勉強会には菅総理の左隣(写真で見たときは右隣の白スーツを着た方)に立たれている上武大学の田中秀臣教…

政策の優先順位が重要~コロナ禍による経済活動低下に対応せよ~

菅義偉政権が誕生してから早くも一か月以上経過しました。予想どおり菅内閣は様々な行財政改革案を打ち出し「仕事人内閣」に相応しい動きを示しています。 と同時にマスコミや左派陣営の政党・学者・評論家たちが安倍政権のときと同じように菅おろしを画策す…

ベーシックサービス(現物支給型ベーシックインカム)がダメな理由

現代ビジネスで伊藤博敏氏が慶応大学の財政社会学教授である井手英策氏へのインタビュー記事を書いていました。 『「経済成長」「自己責任」にこだわるなら「スガノミクス」は失敗する』などというタイトルがついています。 「経済成長」「自己責任」にこだ…

生活保護などで救われない困窮者を護る制度を

前回の記事「令和セーフティネット構想の提言 ~菅義偉新自民党総裁選出~」で菅義偉政権が大規模な社会保障と税の一体改革を行うと同時にもしかしたらベーシックインカムや給付付き税額控除のような制度を導入するという腹案を持っているかも知れないという…

令和セーフティネット構想の提言 ~菅義偉新自民党総裁選出~

令和2年 9月14日、安倍晋三氏に代わる新しい自民党総裁に菅義偉氏が選出されました。16日の臨時国会で菅氏は内閣総理大臣に任命される見通しです。今回は菅新政権がどのような政策を打ち出すのか占いつつ、この政権に期待したいことを書いていきます。 私…