新・暮らしの経済手帖 ~時評編~

わたしたちの暮らしを大切にするための経済解説サイトを目指して開設しました。こちらは時評編で基礎知識編もあります。

経済政策は国民生活を守る要

先月11月26日に国民民主党森ゆうこ議員らをはじめとする左派系野党の内向き主義を批判するために「国民の「暮らし」に無関心な左派系野党 」という記事を書きました。

森議員だけではなく、立憲民主党の石垣のり子まで高橋洋一氏を何の根拠もなくツイッター上でレイシス

ト・ファシスト呼ばわりしています。高橋氏が安倍総理に近いからという思い込みだけでやらかしたのでしょう。

 自分は政治やイデオロギー、人間関係のゴタゴタといったことには関心がなく、それを書いたゴシップ記事なんか読みたくもありません。

左派系野党議員の頭の中は「打倒!安倍」一色で、国民の生活のことなんか全然関心がないのです。私に限らず多くの有権者もまた左派系野党に絶望感しか抱いていないことでしょう。ほとんどゼロに近い左派系野党の政党支持率が物語っています。

 

しかしながらその一方で元民主党系議員の中で、真剣に経済政策を学ぼうとする人たちが新たに出てきました。その方とは現在は自民党に入党し二階派志帥会)に加わられた長島昭久議員と、現在無所属で会派は二階派である細野豪志議員のことです。

下は先日交通事故で重傷を負い、入院治療を受けられている馬淵澄夫議員を見舞いに行かれた長島議員のツイートです。

twitter.com

馬淵議員は第2次安倍政権が発足する前で民主党政権時代より、大規模な金融緩和政策と積極財政政策を組み合わせたリフレーション政策の考え方を理解した人で、その導入を主張されていました。

長島議員はかつて民主党(→民進党)議員のひとりであった金子洋一さんの熱意によって、リフレーション政策支持派となられております。それに続き細野豪志議員も田中秀臣教授が書かれた著書を読まれ、金融財政政策の知見を深めようとされています。

 

生きた経済学を学びとるということは簡単ではありません。これまでリフレ派の優等生的な発言をしてきたような議員が、左派系野党へ党籍を移したとたんに、「金利引き上げこそ景気回復」などという”エダノミクス”を唱えだしてしまったこともあります。正直長島議員や細野議員についても今の熱意がどこまで続くのかという不安の気持ちを少し抱いてはいますが、それでも経済に関心を向けて下さっていることに感謝すべきだと私は考えます。

 

安倍政権の経済政策は平成時代まではよく頑張ったと思いますが、令和になってから完全に綻びが出ています。 馬淵・長島・細野議員は安倍政権に喝を入れるべく奮起していただきたいものです。

 

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