2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今回で今年8月29日から書き綴ってきた「デフレと失われた20年」編の最終回とします。野田佳彦・民主党政権の倒閣以後のことは次の「アベノミクスとリフレ政策 」編へとつなぎます。 「デフレと失われた20年」編は40回にも及ぶ大河ドラマとなってしまったので…
「デフレと失われた20年」編はかなり長いシリーズとなりました。日銀や橋本龍太郎政権から麻生太郎政権までの自民・公明政権および民主党政権による20年間もの金融無策によってこの国は流動性の罠に陥るほどのひどいデフレ経済に陥っていました。企業の投資…
2007年あたりからの深刻な不況と失業急増に見舞われ、大きな批判を受けた自民・公明政権に代わり2009年に登場した民主党政権はわずかな期間のうちに鳩山・菅・野田と3度も総理が交代し、レームダック化しました。民主党は政治主導・脱官僚政治・ムダのない行…
このブログで既に白川方明日銀総裁の極度な金融引き締め政策について何度か批判してきました。 「日本国民を奈落の底へ突き落した金融極右・白川方明日銀総裁と与謝野馨 」 「政府貨幣と金融緩和を実行しなかった麻生政権の失策 」 「日本の経済的地位低下が…
尖閣漁船衝突事件や突然の消費税引き上げ発言に加え、東日本大震災のデタラメな対応ぶりで悪評の限りを尽くした菅直人政権は2011年9月にやっと退陣しました。そのあと民主党新代表となり政権を引き継いだのは野田佳彦になります。野田は総理の職に就く前に…
前回につづき東日本大震災の復旧・復興についてです。震災のドサクサに紛れるかのごとく、官僚色の強い自民党総裁・谷垣禎一氏らがレームダック化した民主党・菅直人政権を丸め込むような形で、増税工作や土木系を中心とする大規模な公共事業の押し込みを計…
2回特別記事を挟みましたが「デフレと失われた20年」編 「日本の経済的地位低下が遠因した尖閣諸島問題 」からの続きです。 政権発足直後からマニュフェスト破りの消費税率引き上げ発言や尖閣漁船衝突事件等などで次々とトラブルを引き起こし、国民の不信や…
政府貨幣(市民統治貨幣)の話は先にするつもりでしたが、ここ数ヵ月間ネット上で政府貨幣や国債発行、日銀の国債買受や直接引受(俗にいうヘリコプターマネー)で財源を確保して大規模な財政出動をという声が高まりつつあります。現行の安倍政権がやや歳出…