2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
今回も消費税と社会保障(社会保険を中心に)の話で、「消費税の増税を受け入れれば社会保険料負担が軽くなる」ということや財政再建は期待できないということを述べていきます。 前回の記事「消費税増税で社会保険料負担が減ったりしない。」とひと月前の記…
ひと月ほど前に「消費税増税で社会保険料負担軽減などという嘘に騙されるな! 」という記事を書きました。これは一部で「消費税の負担よりも社会保険料の負担の方がはるかに重いじゃないか」「消費税の税率は税率5%から8%引き上げまで20年近くもかかった…
ここで何度も批判してきたMMTですが、結局何がいちばんまずいのか?そして俗にいうリフレーション政策との違いは何かという点についておさらいしておきたいなと思います。 内容的には半年前に書いた「MMT(現代貨幣理論)とリフレーション政策の違いは何か?…
前回の「実はMMTラブ?な財務省・日銀」という記事は、旧い日銀理論とMMTは同じ穴の狢だという話をしました。片や財政規律一辺倒主義で、片や極端な財政拡大論者と正反対の主張をしているかに見えますが、両者とも金利と民間企業の経営活動や雇用との連関を…
www.youtube.com あと10日で日本の消費税が10%に引き上げられる日が来ますが、日銀と財務省、金融機関、それとMMTもまとめて批判します。 7月に自分がやっているツイッターで「Z省くんって実は嫌い・嫌いと言っているけどケルトンさんのこと好きなんじゃな…
自分はYahoo!ブログ時代からMMT(現代貨幣理論)についての批判を繰り返してきました。この理論は金利と民間企業の投資および雇用の関係や生産・供給側(サプライサイド)を軽視し、財政政策に偏重し過ぎる欠陥があるという問題を抱えています。一応MMTerは…
前回の記事「”シロクマ””シロトン”と化した黒田日銀総裁 」において、吉田繁治氏が書いた「銀行は既に危機状態、銀行赤字→国債経済崩壊に至るか?」という記事のリンクを貼っておきました。 この記事によれば ・日本の地銀は円国債の金利がマイナスからゼロ…
前に書いた記事「変節したアベノミクスと再びまわり始める日本経済の終末時計の針 」で次のようなことを書きました。 ”金融政策側についても、日銀・黒田東彦総裁はすっかり財務省の役人の地金が出てきて、ナマクラな態度をとっています。よくて「消費税10%…
もう9月になりましたが、来月には消費税が10%に増税されます。今回の増税で消費はもちろんのこと、企業投資や雇用にどこまでの影響を与えるか計り知れませんが、ひどく落ち込む可能性が高いでしょう。増税前の駆け込み需要すら発生していないと報じられても…